腰痛の原因を考えたらアカン！
2017-01-27 腰痛
腰痛の原因は身体的ストレスと精神的ストレス
腰痛は、背骨や骨盤、筋肉など腰に関係する場所が原因であるとされてきました。これを身体的ストレスといいます。しかし、これらに負担をかける対策や治療を行っても腰痛で苦しむ人を減らすことはできませんでした。以前は４０歳以上の腰痛を訴える人は２，８００人と言われてきましたが、近年その推移は増加傾向にあります。
最新の研究では、腰痛の原因には「精神的ストレス」や「不安」が関係していることが明らかになってきています。精神的ストレスが原因で胃が痛くなったり、お腹を下すなどの症状を訴えることがあることは、皆さんご存知かと思います。
仕事や人間関係、将来の不安などのストレスは、うつ病などの「心の病」を引き起こすことは誰でも知っています。実は、こうした精神的なストレスの中に腰痛も含まれることが、最近の研究で証明されているのです。実際、私の治療所でも腰痛患者さんは多くの悩みを抱えていることが多いです。
腰痛のあなたも現にストレスを感じていますよね。例えば、「この腰痛の原因は何やねん？」「腰痛いつになったら治るねん！」「もう一生腰痛治らんかも…」。これらの悩みが蓄積されると腰痛は治りにくくなります。
精神的ストレスをなくして腰痛を治す
では、どうすれば腰痛に対するストレスを無くせるのか？答えは簡単です。「腰痛」を考えないこと。「そんなん言っても無理やわ」と、言われる方がほとんどだと思いますが、これらの事をあなたが考えたって解決しないことも理解できますよね。原因や治る期間を考えるのは治療家の役目であってあなたではありませんから。
実際に腰痛を考えないようにする具体策をお答えします。答えは、集中できる「何か」を見つけることです。楽しんでいるときや集中しているときって腰痛を感じなかったり痛みが軽減するというのもご存知だと思います。痛みを感じるのは「脳」ですし、ストレスを感じるのも「脳」です。脳から腰痛や痛みを排除すると、蓄積された悩みがリセットされ腰痛が治ると言う証明がされています。