鍼灸整骨院やわら/整体院やわら

枚方市で花粉症にお困りなら
漢方治療の鍼灸整骨院やわら

花粉症の薬が飲めない私、鍼灸で治りますか?

2018年の花粉症情報

気象庁が発表した2018年の花粉症の飛散予測では、全国的に広範囲で昨年の花粉の飛散量を上回るとの情報です。大阪や京都などの近畿地方は昨年と同等の花粉量が予想されます。例年、花粉症でお悩みの方は2月中旬~3月中旬までに早期の予防をお勧めします。花粉症は、症状が本格化すると治すのに時間がかかります。

花粉症・アレルギー性鼻炎と鍼灸

花粉症は鍼灸で予防することができます。花粉症の四大症状である「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」などのアレルギー症状の悩みは鍼灸で解決することができます。鍼灸は薬と違ってアレルギー症状を無理やり抑えるのではなく、免疫反応を調整し、過敏にアレルギー反応を起こさないように体質を変えていくので、副作用の心配がありません。

子供や妊婦でも大丈夫?

シール型の貼るタイプの鍼を使用していますので、小さなお子様でも大丈夫です。また、副作用がないので、妊婦さんや授乳中のお母さんにも安心です。

鍼は痛くないの?

シール型の鍼の写真

「鍼って痛そうで怖い」という心配もご無用です。おそらく縫い針や注射針をイメージしているのではないでしょうか?

当院で使う鍼は太さが0.2mmの髪の毛ほどの細さです。

貼るだけのシール型の鍼を用いて治療を行いますので、全く刺したのがわからなかったという方も多く、刺したときにチクッとすることがたまにあるくらいです。

こんな花粉症のお悩みにぴったり!

  • 仕事中、眠くなると困るので花粉症の薬は使いたくない
  • 妊娠中で、花粉症の薬を飲むことが出来ない
  • そもそも花粉症の薬が効かない
  • 子供がいるので時間の長い治療は無理

いつから始めて、何回くらい通うの?

花粉症は早目の予防(初期療法)が大切です。関西では2月頃からスギ花粉が飛び出し、3~4月がスギ花粉のピークで、4~5月がヒノキ科のピークになります。

人によっても症状によっても違ってきますが、早目の予防の場合、2回の通院だけでOKです。

症状が本格化してからでも間に合いますが、その場合、1クール(6回)で症状の緩解を実感して頂き、2~3クールを目安に症状ゼロを目指します。週に2回の通院が必要です

花粉症の料金はいくら?

アンケートにご協力いただける方
10名さま限定 今だけ、インターネット特別価格

予防の施術をご希望の場合(3月初旬まで)
2回で19,800円(税別)

症状が悪化して治療の場合(3月中旬~4月末)
1回で8,000円(税別)

※症状が悪化してからのご来院の場合、6回前後の通院が必要です。

花粉症患者さんの喜びの声

西村さんの顔写真
枚方市 運送業 42歳 西村さん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    30代から花粉症に悩まされていて、目のかゆみ、鼻づまりが辛く、インターネットで探してやわらさんに来ました。
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    10回程度の通院で、目のかゆみや鼻づまりが楽になり、今では週に1回程度、目が少しかゆくなるくらいです。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    病院では薬ばかり処方されていました。先生のところでは薬が必要じゃないので、運送業の私は眠くならないのがいいです。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    花粉症の薬が飲める人は病院でもいいと思いますが、私みたいに眠くなるのが困る人には絶対おすすめの治療院です。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

金子さんの顔写真
枚方市 主婦 58歳 金子さん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    毎年、ツライくしゃみ地獄と鼻水で外出も出来ないくらいひどい花粉症でした。
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    6回の通院で、少しだけしか症状の変化がなかったんですが、先生を信じて通院を続けると12回目でかなり花粉症の症状が軽くなりました。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    以前、1回の注射で治ると言われた病院に行って副作用で怖い思いをしました。やわらさんでは副作用もなく安心です。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    鍼灸って、痛くて怖いイメージがあったけれども、全然大丈夫です。少しばかりお金はかかるけど、あの花粉症地獄から抜け出せたので、今は安いとさえ感じます。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

西村亮輔さんのアンケートスキャン画像
枚方市 会社員 38歳 西村亮輔さん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    突然花粉症になり、病院に3軒通院しましたがどこに行ってもだんだん悪化するばかり、日々時間だけが過ぎていきました。日中は目が痒くポロポロ泣くばかりでした。
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    鍼灸をしてもらう前はくしゃみがひどく、ほとんど寝れない状態でしたが、6回目ぐらいで不思議とくしゃみはしなくなっていました。今は花粉症の症状はありません。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    先生の所は他の治療と全く違います。鍼灸だけでなく食事のアドバイスもしてくれて安心して通院する事ができました。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    他の病院や鍼灸院に通院しても花粉症が改善されない方におすすめです。自分自身の体に愛情を持って頑張って通院してください。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

森屋諒さんのアンケートスキャン画像
枚方市 運送業 28歳 森屋諒さん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    毎年ひどい花粉症で仕事に支障がでるほどでした。運転行なので花粉症の薬も飲むことはできませんでした。
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    10回程度通院して、だいぶ症状が出なくなり助かっています。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    病院では花粉症の注射しかしてもらえず、症状も変化がなかった。やわらさんでは鍼灸と食生活のアドバイスをしていただき、花粉症の原因も納得いく説明をしてもらえた。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    枚方市で色々病院を巡りましたが、やわらさんが一番誠実に対応してくれました。花粉症でお困りの方は先生に相談してみてはどうでしょうか。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

宮崎圭太さんのアンケートスキャン画像
枚方市 看護師 39歳 宮崎圭太さん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    毎年春の季節になると花粉症で悩んでいました。病院で薬をいただいたりもしましたが、副作用がひどく体調も悪化してしまいました。
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    3回目までは全く変化がなく通院するのを止めようかと思いましたが、5回目くらいから症状が改善され、今ではほとんど花粉症は治りました。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    鍼灸は始めての経験でしたが痛みも全然感じませんでした。病院では薬を渡されるだけでしたが、やわらさんでは食生活のアドバイスまでしてくれます。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    枚方市や八幡市で花粉症に悩んでいる方。料金は高く感じますが、実際に花粉症が治らない病院へ行き続けるよりか安いですよ。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

米原さんのアンケートスキャン画像
枚方市 主婦 32歳 米原さん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    花粉症。しかも妊娠しているので薬も飲めず、鼻水とくしゃみが止まらず本当に苦しんでいました。
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    花粉症の症状はほとんどなくなり、目が少しかゆいだけで治まっています。それだけでなく、体全体の調子が良くなり大変うれしいです。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    病院では妊婦だから花粉症は我慢死するしかないと言われるだけでした。やわらの先生は大丈夫だから安心するように言われてとても嬉しくて涙が出ました。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    先生の言葉は温かみがあって癒されます。私みたいに妊婦で花粉症で困っている人は先生の治療院で鍼灸を受けに来てください。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

J.Pさんのアンケートスキャン画像
枚方市 会社員 36歳 J.Pさん

  1. 来院される前、どのような症状で悩まれていましたか?
    10年前から花粉症で悩んでいて、舌下療法も試したけれど効果がなく、妻のススメでやわらさんへ通いました
  2. 当院へ来院されて現在その症状はどうですか?
    12回程度で花粉症でのくしゃみや顔のかゆみはなくなりました。今では薬やマスクは必要なくなりました。
  3. 当院は他の治療院と何が違いますか?
    まさか鍼灸で花粉症が治るとは思いませんでした。鍼灸のイメージはお年寄りの肩こりや腰痛のイメージしかありませんでしたから。病院では説明とか全然なかったけど、ここでは食事のアドバイスとかもしてくれました。
  4. 最後に何かひとことお願いします
    枚方で花粉症に悩んでいる方は病院よりも先生の所に通うほうが良いと思います。先生のゴッドハンドは凄いです。

※患者さんのご感想です。効果を保障するものではありません。

ここからは、一般的な花粉症・アレルギー情報になります

鼻をかむ男性

花粉症の原因は様々です。本当は花粉症ではないのに、花粉症の治療をしてもよくはなりませんし、その逆もしかりです。花粉症だけだと思っていたら、ホコリやダニのアレルギー、ちくのう症を合併していることも多々あります。まずは、あなたのアレルギー性鼻炎の原因が何かを知ることが大切です。

花粉症とは

くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3主徴とするものをアレルギー性鼻炎と呼ばれ、症状の好発時期により通年性と季節性に分けられます。アレルギー性鼻炎は原因物質や時期により通年性と季節性に分れ、植物の花粉が原因とある季節性アレルギー性鼻炎のことを花粉症といいます。花粉症は昭和の中頃に発見された疾患された現代病のひとつで、日本人の4人に1人は花粉症だといわれ、その数は年々増え続けています。

花粉症の原因

原因物質(アレルゲン)は、スギやヒノキなどの花粉が圧倒的に多く、地域によって花粉が飛散する時期に多少のずれはあるものの、その種類によっておおむね決まっています。
関西ではスギ花粉が2月中旬~4月上旬、関東では2月下旬~4月中旬。ヒノキ花粉が関西では3月下旬~4月中旬、関東では月中旬~4月下旬。カモガヤ花粉が6~7月、ブタクサ花粉が8~9月、ヨモギ花粉が8~10月など。

花粉症のメカニズム

私たちの体には外的であるダニや細菌、ウイルスなどの攻撃から身を守るための免疫反応が備わっています。

  1. 花粉が侵入すると、体に対して外敵であるかどうかを判断する。
  2. 外敵だと判断した場合、体内ではこれと反応する物質「IgE抗体」をつくる。
  3. 再び花粉が体内に入り、鼻や目の粘膜にあるIgE抗体にくっつくと、肥満細胞に指令が送られて、外敵をやっつける化学物質「ヒスタミン」が放出され、花粉を体外に放り出そうとします。

本来、花粉は外敵ではありません。本当はやっつけなくてもよいのに、外敵として進入してきたと勘違いし、鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状を引き起こすアレルギー性反応が花粉症ということです。

花粉症の症状は期間に比例する

花粉症の症状は、花粉が飛散する量や期間によって比例します。花粉の飛散時期が短ければ花粉症の症状も軽くすみますし、花粉の飛散時期が長ければ花粉症の症状は軽くなります。

また、若年層ほど花粉症つらい割合が高くなります。これは、若年層はアレルギー反応が強く、高齢層ほど加齢現象としてアレルギー反応が弱くなるからだと考えられます。

花粉症の治療を受けるタイミング

くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が出ても慌てる必要はありません。空気が乾燥したり、冷えたりするだけでも一時的にこのような症状は出てきます。冬の花粉症と風邪の症状は似ているので区別がつきにくい。まず一週間ほど様子を見て治るようだと風邪の症状ですし、一週間たっても治らないようであれば花粉症の治療をはじめましょう。

毎年、同じ時期に花粉症になる人へ

症状が出てから治療を始めればよいという考えもありますが、初期療法といって、症状が出る前から治療を行うと、より効果的だといわれています。

例えばスギ花粉であれば、スギ花粉が飛び始めるのは2月ごろです。2月に入って症状が本格的に出てから治療を始めるよりも、1月頃から治療を始めるほうが、症状を軽くすみ、症状の期間も短くできます。花粉が飛んで症状が出た頃には鼻の中の炎症は、すでに盛んになっています。

すでに花粉症という診断がついて、毎年同じ時期に症状が出る人は早めに治療を行うほうがよいでしょう。

花粉症の原因植物

花粉症を起こす代表的な原因植物としては、スギが最も花粉症を引き起こします。そのほかにもヒノキやブタクサ、イネ科の植物などがあります。スギ花粉の時期でもないのに症状が現れる場合は、他の植物の花粉症かもしれません。

スギ(春ごろ)

日本の花粉症の8割といわれるほど主要な原因です。地形や気候の関係で北海道ではスギ花粉症はほとんど見られません。

ヒノキ科(春ごろ)

スギ花粉から少し遅れて飛びはじめます。通常ヒノキとして一括していますが、アスナロ、サワラ、コノチガシワなどのヒノキ科の花粉も含んでいます。スギ花粉症シーズンと重なるため、スギ花粉とヒノキ花粉の症状が加わって症状が強くなる人も多いです。

カバノキ科(春ごろ)

シラカバ、ハンノキ、オオバヤシャブシなどがあります。シラカバは北欧では花粉症の原因植物の代表でス。日本では北海道でシラカバ花粉症がみられ、徐々に患者数が増えています。

ブナ科(春ごろ)

ブナ、コナラ、クスギ、ミズナラ、カシワ、イチョウなど全国の日当たりのよい山野に生息している。

イネ科(春から秋ごろ)

種類によって飛散時期が違うため、長期にわたって花粉症状が出ます。イネ科には、イネ、カモガヤ、ハルガヤ、ススキ、アシなど

キク科の植物(秋)

ブタクサやヨモギは道ばたや河川敷に多く分布している植物でどこにでもあります。

目の症状

花粉症で鼻の症状だけでなく目に起こるアレルギー症状を花粉製結膜炎といいます。これは花粉が目の結膜に付くと、そこにある肥満細胞の抗体が反応、花粉を取り除こうとヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され免疫反応が起こることが原因です。

「かゆみ」「充血」「涙」が目の3大症状といわれ、花粉性結膜炎のほとんど100%近い人が、かゆみを訴えます。充血は50%程度で涙は40%くらいの人に見られます。

病院での目の治療は点眼薬

花粉性結膜炎の治療には、主に抗アレルギー点眼薬とステロイド薬眼薬があります。

抗アレルギー点眼薬には、アレルギー症状を引き起こす化学伝達物質を抑制する働きがあります。抗アレルギー点眼薬には、抗ヒスタミン作用がない酸性と抗ヒスタミン作用がある塩基性があり、いずれも有効性に大きな差はなく、有効性は60%前後といわれています。即効性はなく効果が現れるまで2週間かかりますが、ステロイド点眼薬より安全性が高い薬です。したがって、予防的な効果を期待するなら、花粉が飛び始める2週間くらい前から予防として点眼をする必要があります。

花粉症の症状がひどく、抗アレルギー点眼薬を使っていても効果がみられない場合、ステロイド点眼薬を併用します。ステロイド点眼薬は消炎作用が非常に強い薬で、充血やかゆみに対しても即効性がありますが、眼圧上昇によるステロイド緑内障という副作用も現れやすいので強い症状のあるときだけに使われます。

鼻の症状

花粉症になると花粉が鼻の粘膜につくことで、花粉を除こうと免疫反応が起こります。「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の三大症状が現れます。

くしゃみ

鼻の粘膜についた花粉を体外に取り除こうとするために現れる症状です。

鼻水

無色透明で花粉を体外に取り除くための症状です。

鼻づまり

花粉が鼻に侵入しないようにガードするための症状です。

病院での治療

病院での花粉症の治療は主に薬物療法。花粉が飛び始める前に症状が現れないようにする「予防的治療」と、花粉症のつらい症状を抑える「対処療法」があります。本当はスギ花粉症ではないのに花粉症の治療をしても効果は有りませんし、スギ花粉症だけだと思っていたら、実はヒノキの花粉症が原因の場合や、ダニやハウスダストが原因のアレルギー性鼻炎だったという方もけっこうあります。

問診

病院(耳鼻咽喉科)に行ったら、まずは「問診」です。

・「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」があるかどうか?
→鼻風邪なら目のかゆみは訴えません。
・鼻水はサラサラかネバネバか?色は?
→花粉症ならサラサラで無色の鼻水であり、鼻風邪の場合は黄色の粘液性の鼻水
・症状は、いつひどくなるか?
→花粉ではなく、ダニやハウスダストが原因の場合は通年で症状が出る

鼻鏡検査

医師が鼻鏡という器具を使い直接患者さんの鼻の中を見る検査。ダニやハウスダストで年中アレルギー性鼻炎の場合、鼻の粘膜が白くむくんでいます。花粉症の場合は、症状のあるときは赤く腫れあがっています。

鼻汁検査

鼻汁を綿棒でぬぐって、鼻汁中に混じっている好酸球を顕微鏡で調べる検査です。好酸球が多い場合はアレルギー性鼻炎と診断します。

採血検査

血液の中に、アレルギー反応を引き起こす抗体がどれくらいあるかを調べます。花粉症などのアレルギー性疾患では、特定の抗原にだけに反応する「特異的IgE抗体」が増えます。これによりスギ花粉が原因なのか?ヒノキ科花粉が原因なのか?ダニやハウスダスト、食べ物が原因なのかを調べることが出来ます。

スクラッチテスト、皮内テスト

花粉などの原因物質の含まれたエキスを少しだけ注射や皮膚に塗って皮膚の反応を調べ、抗原を特定する検査。赤く腫れてくれば、アレルギー反応が陽性とされます。患者さんの目で検査結果が確かめられるというメリットがあります。

花粉症の薬

病院での花粉症の治療は、症状が出る前から抗アレルギー薬によって症状を抑える予防的治療が中心です。症状が出たら、それに応じて対症療法併用します。しかし、薬には多かれ少なかれ副作用があります。妊婦で花粉症のある人や日中に眠気などの副作用が出ると困る人。他の病気で薬を服用している人は十分に気をつけなければなりません。

抗アレルギー薬

肥満細胞からヒスタミンなどが放出されにくくする作用で、予防的治療で用いられる。

抗ヒスタミン薬

抗アレルギー作用に加え、放出されたヒスタミンの作用を抑える作用。眠気が非常に出る薬なので注意が必要です。くしゃみや鼻水に効果はあるが、鼻づまりにはあまり効果がない。

ステロイド薬

抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬だけで防げない場合の対象薬としてステロイド薬があります。ステロイド剤は原則として点鼻薬となります。

血管収縮薬

鼻の粘膜の血管を収縮させて、血液循環を減らして鼻の粘膜の腫れが治まり、鼻づまりを改善します。効果が長続きせず、依存性が強いので長期の使用には向いていません。

抗コリン薬

アセチルコリンという鼻水の分泌に必要な化学物質を抑制し、鼻水を改善する点鼻薬。口が渇きやすいという副作用あり。

花粉症が一発で治る薬や注射は危険

「△△病院に行ったら花粉症が一発で治る」という話しをよく聞きます。これは、副腎皮質ホルモンというステロイドを服用や筋肉注射するものなのですが、全身にステロイドが作用して強い副作用が出てしまう恐れがあるため日本アレルギー学会や日本耳鼻科学会などは加盟している専門医は、このような治療はまずやらないということを知っておいてください。

病院での花粉症の治療

免疫療法

スギやヒノキなど原因物質(抗原)を注射して、だんだん免疫をつけていき花粉に対する抵抗力をつける治療法。昔は免疫療法のことを減感作療法ともいっていました。原因物質を特定した上で、2~3年かけて薄い抗原から濃い抗原に徐々に上げて注射していきます。注射したところが腫れたり、全身にじんましんが出たり、アナフィラキしーショックといって、命に関わるような副作用の危険性があります。

舌下免疫療法

スギやヒノキなど原因物質(抗原)を注射ではなく、舌の下に垂らして体の中に取り込む治療法。免疫療法と比べて比較的副作用が少ないといわれています。 ただし、この方法は2~3年かけて毎日行わなければなりません。根気のいる治療法です。

レーザー療法

レーザーで鼻の粘膜を焼いて縮こまらせ、鼻の隙間を広くして鼻の通りをよくする治療法。局所麻酔でおこないます。費用は保険適用で約1万円。これに診察費や検査費、薬代がかかります。レーザー療法のメリットは、変化がなければ何回でも行えること。ただし、1月末までに治療を済ませておかなければなりません。レーザー療法のデメリットは、逆に鼻水やくしゃみが止まらなくなって花粉症よりひどい状態になる場合もあることです。また、鼻の中にカサブタが出来るため、鼻血がでやすくなる場合があります。

手術

花粉症を訴える人の中には、鼻の構造に異常があり鼻づまりを起こしやすい人がいます。このように鼻の構造に問題がある人を対象に手術を行うことがあります。

妊婦の花粉症

花粉症の治療に限らず、妊娠中や授乳中の内服は、胎児になんらかの影響を及ぼす可能性があります。では、つらい症状をただ我慢し、花粉が飛び散る時期が過ぎるのを待つしかないのでしょうか?

妊婦さんの花粉症や授乳中のお母さんの花粉症の悩みに対しては、安全な「鍼灸治療」と「食事指導」による免疫調整法がおススメです。妊娠中に花粉症でお困りの方は一度近所の鍼灸院までご相談ください。ただし、花粉症を得意とする鍼灸師は以外に少ないのが現実です。

子供の花粉症

最近は子供さんの花粉症も増えてきています。東京都花粉症対策検討委員会の調査では約3万人の子供が花粉症と推定されました(1986年調査)厚生中央病院小児科でスギ花粉の抗体を調査した結果では、約40%が陽性でした。(1991~1993年調査)

花粉症になる人は、いわゆるアレルギー体質の人が多く、親から受け継いだアレルギー素質が濃厚な人ほど花粉シーズンを数回経験しただけで花粉症になります。花粉症の症状は子供も大人も変わりませんが、子供の場合は症状をうまく口に表すことが出来ないので、周囲の大人が気をつけてあげて下さい。

子供の場合も大人同様の花粉症治療を行いますが、子供の場合は他のアレルギー疾患への対処を含め、家の中の掃除をこまめに行いましょう。

自分で出来る花粉症対策

花粉症対策では、治療とともに患者さん自信によるセルフケアも欠かせません。花粉症の物質である花粉との接触をできるだけ減らすことが大切です。

花粉情報を知りましょう

テレビや新聞の天気予報、インターネットなどで花粉情報を知ること。シーズン中の花粉の飛散量や花粉開始日の予測情報を知ることで、おおむねの治療開始日を決定することが出来ます。また、毎日の花粉飛散予測情報を知れば、洗濯や外出などの具体的な対策を立てる目安になります。日本では、スギやヒノキの花粉についての予測を中心に、花粉情報が提供されています。

ゴーグルやマスクの正しい選び方

花粉症に対する一番の対策は花粉の除去。スギ花粉症の人であれば、スギ花粉にさらされないようにすることです。その対策として、ゴーグル(メガネ)やマスクがあります。

ゴーグル(メガネ)はできるだけガードが付いたものを選びましょう。これにより目に入る花粉の量が半分以下になるという実験結果が報告されています。マスクは、花と口を全て覆うとともに息のしやすいものを選ぶのが大切です。

家に帰っったら、まずやるべきこと

花粉症の症状を抑えるには、室内に花粉を持ち込まないことです。最近の家は気密性が高いのでいったん持ち込まれた花粉は外に出にくくなっています。外から帰った時は玄関先で服をはたいて、服に付いた花粉を落とすことが大切です。そして、手洗いと喉のうがい、目の洗浄を行いましょう。体いついた花粉を洗い流せます。

家の掃除はこまめに行いましょう

家に持ち込んだ花粉を除去することが大切です。毎日こまめに掃除機をかけることも大切です。

PM2.5と花粉症

中国などから飛来してくるPM2.5が花粉と接触すると、花粉が傷つき粉砕され細かくなり、体内のより深い場所まで侵入し、症状が強く現れます。「ウイルス除去」などと書かれた、キメの細かいマスクで防ぎましょう。

家の掃除はこまめに行いましょう

家に持ち込んだ花粉を除去することが大切です。毎日こまめに掃除機をかけることも大切です。

大阪の花粉症の特徴

道路のコンクリート面積が多い大阪では、雨が止んだ後に地面の乾燥した花粉が風によって舞い散るなどの特徴があります。
また、スギ花粉・ヒノキ花粉・ハンノキ花粉の3種類により花粉症を引き起こすのが大阪の特徴です。もちろん、その他の花粉も飛んでいることも認識しておいてください。

スギ花粉

大阪でも1番多いのがスギ花粉です。スギ花粉は2月初旬から飛び始め、2月後半から3月末の寒い時期にピークを迎えます。風邪の症状と区別する場合には、目が痒いかどうかで判断できるはずです。花粉症の場合は目が痒くなり、風邪の場合は目の症状はありません。

ヒノキ花粉

大阪で2番目に多いのがヒノキ花粉です。ピークは4月が最も多いようで、初夏の頃まで花粉が飛んでいるので注意が必要です。

ハンノキ花粉

シラカバ、オオバヤシャブシなどと同じカバノキ科の花粉が少し飛散するのも大阪の特徴です。冬~春に飛んでいるようですが、大阪では特にピークはありません。

大阪の花粉症の時期

大阪では、2月初旬から徐々にスギ花粉が飛散をはじめ、3月から4月が花粉症のピークとなります。

大阪で花粉の飛散量が少ない地域

大阪で1番花粉の飛散量が少ない地域は大阪府東大阪市。理由はよくわかりませんが、環境省による「平成27年春の花粉飛散予測(第2報)」から、飛散量が少ないと予測される地域で東大阪市は、大阪の中では1位。全国でも10位にランクされています。

大阪の花粉症相談窓口

大阪府では、保健所において花粉症に関する情報、質問や相談に応じています。大阪の各保険所と管轄地域は以下の通りです。

  • 泉佐野保健所…大阪の泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町・田尻町・岬町
  • 岸和田保健所…大阪の岸和田市・貝塚市
  • 和泉保健所…大阪の和泉市・泉大津市・高石市・忠岡町
  • 富田林保健所…大阪の富田林市・河内長野市・大阪狭山市・太子町・河南町・千早赤阪村
  • 藤井寺保健所…大阪の藤井寺市・羽曳野市・松原市
  • 八尾保健所…大阪の八尾市・柏原市
  • 四條畷保健所…大阪の四條畷市・交野市・大東市
  • 守口保健所…大阪の守口市・門真市
  • 寝屋川保健所…大阪の寝屋川市
  • 枚方保健所…大阪の枚方市
  • 茨木保健所…大阪の茨木市・摂津市・島本町
  • 吹田保健所…大阪の吹田市
  • 池田保健所…大阪の池田市・箕面市・豊能町・能勢町

枚方市、八幡市の花粉症の特徴

枚方市、八幡市のスギやヒノキ花粉による花粉症の発症は、他の大阪地域とは少し違いがあります。枚方市、八幡市は周囲を山々に囲まれており、その山から吹き降ろすような強い風が吹き降ろします。また、淀川の流れと同じように京都から大阪へと強い風の通り道でもあります。

枚方市のスギやヒノキの樹林地面積は枚方市全体の20%程度と低く、スギやヒノキ花粉の多くは、京都や枚方、八幡市を取り囲む山々から運ばれてくるのが大きな特徴です。

樟葉の花粉症の特徴

淀川の河川敷に面している樟葉の花粉症の特徴は、花粉の種類が他の地域と違うということです。周囲を山々に囲まれ、淀川が流れる樟葉地域はスギやヒノキ花粉だけでなく、淀川の河川敷に生えるイネ科やキク科の花粉の影響を多く受けます。これが樟葉の花粉症の特徴になります。

イネ科の中でも「ヨシ」は河川敷お広範囲に茂みを作り、高いものだと6メートル位に成長するため、花粉の飛散距離も広くなります。
キク科の「ヨモギ」や「ブタクサ」も広範囲に生息しており、これらの花粉が京都から吹き付ける強い風邪によって樟葉全域に飛散するわけです。

イネ科の花粉は夏ごろに、キク科の花粉は秋ごろにピークを迎えるため、樟葉に住む人たちは春のスギやヒノキの花粉だけでなく、秋ごろまで花粉症対策をする必要があります。

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