花粉症を漢方薬で治療する
2017-03-11 花粉症
こんにちは、枚方市樟葉にある鍼灸整骨院やわらです
花粉症は、東洋医学と大変相性が良い分野です
今日は、漢方を使った花粉症治療について
お伝えしていきます。
西洋医学と東洋医学の違い
西洋医学
抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬など、
花粉症の症状を引き起こすヒスタミンのブロックする
薬物治療が中心となります
薬物治療以外には、レーザー治療、減感作療法なども
行われます
東洋医学
症状そのものを抑え込むための治療法と、
体質改善を目的とした治療法の両方を行っていきます
同じ花粉症でも漢方の処方は個人個人異なります
東洋医学の花粉症の考え方
体内の水分バランスの異常が原因ととらえています
鼻水や涙目などは、まさに水分バランスの異常から
起こる症状です。
花粉症の漢方
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
体力はあるが、背部に寒気を感じる人に使用します
特にくしゃみ、鼻水の強い場合に服用します
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
虚弱体質で、手足に冷えがあり、鼻水や鼻づまりに
高い効果があります
漢方の問題点
日本の場合、漢方薬を処方できるのは西洋医学の
ドクターだけです
しかし、多くのドクターは、漢方を西洋医学同様の
診察により処方してしまっています
その結果、せっかくの効果が期待できません
漢方薬を求める際は、東洋医学に詳しいドクターを
選択する必要があります